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更新日:2022年3月7日
多剤服薬や重複服薬は、薬の効能の重複や飲み合わせによる副作用によって、体の不調を引き起こすことがあります。
複数の病気にかかれば、病気の数だけお医者さんにかかり、処方される薬も多くなるため、たくさんの薬を服用することになります。また、1つの病気でも、複数のお医者さんにかかれば、同じ効果の薬を処方され、重複して処方されることになります。
薬の重複や飲み合わせが悪いと、体の不調を招いたり、副作用のリスクが高まります。
また、同じ効能の薬を複数処方されれば、その分医療費を無駄にすることになります。さらに、医療費が多くなると、みなさんの保険料で支えている国保の財政を圧迫することにもつながります。
「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局(薬剤師)」を持ちましょう。
病気になったときや健康状態に不安があるときに相談できる「かかりつけ医」を持ちましょう。また、薬について相談できる「かかりつけ薬局(薬剤師)」も持って、病気についても薬についても、それぞれ把握・管理してもらえるようにしましょう。
病気も薬も一本化すれば、薬の重複処方や飲み合わせによる副作用のリスクを避けられたり、余計な医療費も減らすことができます。
「お薬手帳」は1冊にまとめて、お医者さんや薬局へ持って行って確認してもらいましょう。
薬の重複や、飲み合わせが悪いものがあれば、お薬手帳の記録でお医者さんや薬剤師が気付いてくれます。
処方されたお薬を急にやめるのは体に負担をかけることにもなりかねません。
自己判断での中断はしないで、かかりつけ医やかかりつけ薬局・薬剤師に相談しましょう。
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