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更新日:2022年9月16日
錦江町では、事業者・町民(町)・寄附者の皆さまの「想い」を直接町の力に変えるために、平成29年8月1日からすべてのふるさと納税業務を「錦江町地方創生総合戦略」の執行組織である錦江町まち・ひと・『MIRAI』創生協議会に委託しています。錦江町ふるさと納税に関わっていただく皆さまとの「絆」を深めるために、返礼品のお得感や豪華さで寄附を集めるのではなく、寄附者の皆さまが町の「取り組み」や事業者の「想い」に共感し、ご支援していただける運用を目指しています。
また、寄附者の皆さまとの信頼関係を構築し、ふるさと納税制度以外でも町内事業者や町民の方々を「応援したい」と思っていただけるよう、寄附者の皆さまからお寄せ頂いた寄附金は町役場の「既存事業」のみならず、町が抱えている過疎地由来の課題を解消するための「新規事業」に活用しています。
町内事業者の皆さんは、過疎地由来の地域課題である「経済規模の縮小」や「担い手・人手不足」等の厳しい状況の中、「子どもたちが誇れる町を創りたい」「生まれ育った地元に帰って来られる環境を整えたい」という想いをもって日々の仕事に取り組んでおり、錦江町ふるさと納税事業においても町の進むべき方向(子どもたちに希望溢れる未来を創り、繋ぐ)や寄附金の使い道にご賛同・ご協力いただいております。
全国1700以上ある自治体の中から、錦江町をご支援してくださる皆さまの「想い」を町の力に変えるために、町内公募でお集まりいただいた「百人委員会」の住民さんとともに町の課題を考えながら4か月にわたりふるさと納税寄附金を「誰のため、何のために使うべきか」を話し合い、その「使うべき対象」を条例化しました。
次の対象のために寄附金を使うことが定められました
錦江町では、町民や出身者の皆さまの想い・知恵・発想を町の未来づくりに活かすべく、政策提言コンテスト「錦江町未来想像・創造コンテスト」を毎年実施しています。平成29年度のコンテストテーマは「未来志向な『ふるさと納税』の使い方」。町民・町出身者・町内勤務者を対象に募集し、お寄せいただいた107件の未来志向なアイデアの中から現在3件(小児科オンライン・MIRAI寺子屋塾・フォトコンテスト)がふるさと納税寄附金を財源に事業化されています。
小児科専門医が不在の錦江町。子育て世帯から「安心して子育てできる町にしてほしい」とのご提案を受け、ふるさと納税寄附金を活用して町が一早く事業化しました。
学習塾の少ない過疎地に住んでいる子どもたちが「夢」を実現できる町を目指し、ふるさと納税寄附金を財源に学習教室「錦江町MIRAI寺子屋塾」を運用しています。学習教室では、子どもたちの基礎学力定着とICTリテラシー向上を目的に、民間IT企業と連携しながら遠隔授業やWEBアプリを活用した「学びの場」を提供しています。
錦江町は、多額の寄附を集めることが目的ではなく、事業者や町民さんが本当に困っている地域課題を解消するために、寄附者の皆さまにお寄せ頂いた想いや寄附金を活用しています。錦江町ふるさと納税プロモーション動画では、これまでの町の理念をはじめ、事業者の感謝の気持ちや寄附金の使い道、それによって町が良くなっている様子を寄附者の皆さまに分かりやすくお伝えするために制作しました。
各動画をご覧いただき、少しでも錦江町のことを応援したいと思って頂ければ幸いです。
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