ホーム > くらし・手続き > 防災・防犯・消防・自衛隊 > 防災 > 災害情報 > 土地災害の前兆現象
ここから本文です。
更新日:2022年3月7日
土砂災害は相当の破壊力を有しており、危険性が非常に高いため、災害発生時に避難を完了させることが必要です。しかし、土砂災害は地形や地質の条件、降雨量など複数の原因が重なり合って起こるので、土砂災害の発生を定量的に予測することは困難です。
一方で、土砂災害の発生にはいくつかの特徴的な前兆現象があります。下記のような前兆現象を確認したら、早くに非難するよう平常時から心がけてください。避難する際は、土砂の流れる方向と直角に、いちはやく逃げましょう。
長雨や集中豪雨などにより、山や川の石や土砂が、水と一体となって一気に下流へ流れる現象です。その流れ下るスピードは時速20キロから40キロといわれ、自動車が走る速度とほぼ同じです。
直前 | 1~2時間前 | 2~3時間前 |
---|---|---|
|
|
|
※「渓流の水位が激減する」とは、降雨が継続しているのにもかかわらず渓流の水位が急激に下がることをいい、渓流の上流で山腹が崩壊し天然ダムが形成された可能性が大きいので、危険性が非常に高まる。
長雨や集中豪雨などにより、斜面が急に崩れ落ちる現象です。
直前 | 1~2時間前 | 2~3時間前 |
---|---|---|
|
|
|
(注意)がけ崩れの現象は、時間を追って発生するとは限らず、一度に急激に発生する場合もある。
地下水などが粘土のようなすべりやすい地層にしみこんで、その影響で地面が動き出す現象です。
危険性が極めて大 | 危険性が大 | 危険性がやや大 |
---|---|---|
|
|
|
(注意)地すべりの現象は、かなり前から発生することもあり、現象が確認できてから発生するまでかなり長い場合がある。
このページに関するお問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください