移住者インタビュー(迫田ひかるさん)
迫田ひかるさん
医療事務職、錦江町青年団(地域おこし協力隊OG)
ーー錦江町に移住したのはいつでしたか?
6年前の2015年ですね。市内の短期大学を卒業して、そのまま錦江町に移住しました。
ーー移住のきっかけは何でしたか?
私が通っていた純心女子短期大学と錦江町が連携を組み始めたころだったのですが、大学の先生から「錦江町、興味ないか?」って声かけられて。面白そうだなと思ったんです。
何となく楽しそうというので来ちゃいましたね。錦江町に来たこともなかったですし、大隅半島も1、2回くらい。家探しで3月末に錦江町に来たのが初めてでした。
ーー全然知らない土地だったと思いますが、不安などはありませんでしたか?
不安は全くなかったですね。当時企画課で観光部門の方々が楽しそうに仕事の話をしてくださって。
逆にワクワクしてましたね。一人暮らし楽しそうだとか、田舎暮らし楽しそうとかそんな感じでした。初日の引っ越しも企画課の方が手伝ってくれたり、その夜も歓迎会で焼肉だったり、流れに身を任せて暮らしていましたね。
ーー移住してみて6年になりましたが、いかがですか?
うーん、ただ暮らして、楽しんでいるだけですね。笑
向こう(鹿児島市内)で普通に就職して暮らすことも、それはそれで楽しかったんでしょうけど、その人生だったら絶対経験できないなっていうことがたくさんできたから。本当にありがたいし楽しいですね。
着任して次の日に大学生と一緒に田植えやったりとか、イベントでクワガタガールズやったり物販したり。いきなり色んな事をやってって言われたから、対応力というか、その場でやってみる力はすごく鍛えられました。
ーー6年間暮らしてみて、なにか変わりましたか?
最初の頃は3年いればいいやって思ってました。でも今は楽しんで遊んでて、あっという間の6年でしたね。「錦江町ってどんなところ?」って友達に言われて、ふと毎日が夏休みって答えちゃって。笑
めっちゃ子どもっぽいなと思ったけどでもそれくらい毎日遊んでる感覚です。
あとは青年団含めてどんどん若者が増えてますね。私が入ったときは歳が近くても4歳上とかで、そんな中で青年団の存在は友達ができたし、ありがたくて。
だからこそ青年団で今も頑張ろうって思うし、今後そういう移住者や若者たちの交流の場だったり受け皿になれればなって思います。
ーー迫田さんだからこその錦江町のおすすめの場所や景色はありますか?
海沿いに住んでた時は窓から見える夕焼けが好きでしたね。あとは、5月の時期は田んぼに水が張っていて、その水面に山々が映ってる風景が結構好きですね!通勤する道が田んぼ道で、それこそ四季折々の景色が見れます。農家さんが稲植えていたら田植えの時期だなあとか、夏過ぎたら収穫してたりとか。夕焼けが水田を照らすと特にきれいですね。感動します。
ーー移住を検討している人に一言お願いします。
気負わず、移住ってならない感覚で気軽に遊びに来てほしいですね。キャンプ場もあるし、ゲストハウスもあるし、色んな人と楽しんでみてほしいです。好きになると思います!